機関紙2025年2月号アップしました。

第51次寿越冬闘争参加報告

2025寿越冬 労働相談
第51次寿越冬闘争参加報告人の命が守られる社会を!

2025年を迎え早くも一週間が過ぎました。能登地震や航空機事故が発生した昨年とは違い、年始は大きな事故もなく穏やかに開けました。被災者、被災地の早い回復を願い、災害や事故が起こらないこと、また備えを新たに思う年初でしたが、寿町では年末年始にかけて、半世紀も続く第51次越冬闘争が取り組まれました。

越冬闘争は、年末始の期間は行政が休庁となり行政からの支援が受けられないことから、野宿を強いられている仲間の命をみんなで守る。一人の死者も出さないで新年を迎えるための活動を、越冬闘争実行委員会が中心となり、12月29日から1月6日までの期間で取り組まれ、8日間連続の炊き出しを行いました。炊き出しは、雑炊、大みそかは年越しそば、お弁当、パンなど色々と工夫されたメニューとなっていました。配食準備は、朝9時から始まり、野菜などの切込み作業には多くのボランティアの方が参加し、組合員も一緒に準備に取り掛かりました。また、寿町紹介ツァーや元日には芝居・さすらい姉妹による演劇の上演、2日はカラオケ大会が開催されたりと地域の方との楽しいひと時を過ごすなどしながら、年末年始を乗り越えることが出来ました。

県共闘の労働相談コーナーには、残業未払い、職場差別など4件の相談があり、医療・法律・生活相談コーナーから見ると相談件数は少ないのですが、少しはお役に立てたのでと思います。第51次越冬闘争にご支援大変ありがとうございました。人の命が守られる社会を求め共に進みましょう。

佐藤

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