第28回定期大会
2025年9月21日(日)
13:00開場 13:30開始 16:00終了
※終了後、別会場で懇親会開催
リロの会議室 関内横浜スタジアム前
〒231-0023
神奈川県横浜市中区山下町252
グランベル横浜ビル 1・3・4・9階
組合員の皆さん!
全国一般神奈川は、来る9月21日、関内横浜スタジアム傍にある、「リロの会議室」において第28回定期大会を開催します。今期の様々な取り組みの振り返りと、私たち労働者を取り巻く情勢を踏まえながら、組合員の皆さんと共に、来期の取り組み、それ以降の方向性を確認していきたいと考えます。また私たち地域合同労組の組合員は、職場も働き方も異なる組合員の集合体であり、なかなか組合員の皆さんと顔を合わす機会も少なく、多くの組合員が集う大会は貴重な機会であり、大会、大会終了後の懇親会を活用しながら組合員同士、地域の仲間の皆さんとの交流を図っていきたいと考えています。同時に、今大会は役員改選の大会でもあり、事前の役員投票をしっかりおこない、新執行部を皆さんと創りあげ、今大会で確認していきたいと思います。すべての組合員の皆さんに、大会参加と役員選挙の投票を訴えます。
止まるところを知らない物価高は、私たち労働者はもとより、あらゆる生活者の生活基盤揺るがしています。私たちは、物価高に負けない賃上げを25春闘の課題として、職場で、地域で取り組んできました。しかし25春闘の結果は、大手民間企業での賃上げとは裏腹に、圧倒的多数である中小民間企業にはその恩恵もなく、賃金改善は実現できませんでした。非正規職場では最賃での改善が圧倒的となり、職場交渉での改善は最賃改善の後追い的な交渉に止まりました。また、医療や、介護といった社会生活に密着した業界では、国の社会保障費の切り捨てにより、構造的な赤字体質となり、職員の確保すらままならない状況となってきました。総じて、中小企業や医療・介護業界は収益が上がりづらい構造となっており、職場だけでの改善は厳しく、新たな取り組みの必要性を感じた25春闘でした。
世界では、分断と対立の深まりが進み、ロシアのウクライナ侵攻、イスラエルのガザでの殺戮行為、アメリカ、イスラエルの中東地域での戦闘行為が、多くの労働者、市民の生命を奪い、生活を破壊しています。欧米では自国民ファーストと称し、差別化することを掲げる主張が台頭し、日本においても、先の参議院選挙では、その主張は拡大してきました。また、改憲、軍拡を進める勢力も拡大する等、戦争への道を加速化する危険が大きくなっています。他者との共存ではなく、排他的、差別的な行為は、社会に不安と緊張を煽り、生活者、市民の分断と対立を深めていくこととなります。
全国一般神奈川は組合結成以来、労働者の権利侵害と闘い、あらゆる労働者、生活者の権利の拡大と、「安心して働き、安心して生活できる社会の実現」にむけて活動を継続してきました。厳しさを増す状況の中で、改めてその実現にむけた取り組みが求められており、必要であると考えます。第28回定期大会を成功させ、私たちが掲げる社会の実現にむけた歩みをともに進めていきましょう。
委員長・沢口