機関紙2024年11月号アップしました。

全国一般神奈川について

第26回定期大会
一人でも入れる労働組合

全国一般神奈川は個人のための地域合同労組

全国一般労働組合 全国協議会神奈川(全国一般神奈川)は、主に中小企業で働く労働者が集まった労働組合です。
日本の全雇用者の9割は、中小企業に働いており、そこには労働組合がほとんどありません。現在、日本の労働組合は、企業ごとに別々に組織されていますが、全国一般は個人加盟を原則とした地域合同労働組合の形式で、1人から加入できます。臨時・パート・派遣でも、加入できます。また国籍、人種、民族、門地または身分、男女、障害による差別なく、誰でも加入できます。
企業ごとにつくられる組合(=企業内労組)は、どうしても会社側の介入を受けやすく、中小企業では労使の力関係も会社の力が上回りがちです。全国一般は、企業の枠を越えて横に連なっている組合ですから、会社の介入ない地域ごとに組織された組合と言えます。
小規模な組合が横に結びつくこと、これを合同労組ごうどうろうそといいます。首切りを撤回させたり、不当な処分・介入をはね返し、セクハラやパワハラ、長時間労働、残業代未払などと闘っています。

たとえ職場で一人でも、全国一般に加入すると、地域の仲間と助け合い、経営者と対等な立場で、交渉ができます。

憲法28条で、団結権、団体交渉権、団体行動権(争議行為)の労働三権が保証されているからですね。

組織について

闘う中小労働運動の歴史を受け継ぐ

戦後30年以上に及ぶ歴史を積み重ねてきました。経営者側の不当な組合潰しと闘い、大企業の下請け潰しには大企業の責任を追及し、倒産攻撃には自主生産を組織して闘ってきた経過があります。
全国一般神奈川は結成してから若い組織ですが、総評全国一般の闘いと歴史を受け継ぎ中小労働運動の統一をめざす組織です。

全国一般全国協の中心産業別として活躍する

全国一般神奈川の上部団体は全国一般全国協です。

全国一般全国協は、東京、京都、大阪など大都市をはじめ、北は岩手から南は福岡まで組織を持ち全国組織として活動しています。労働相談、争議などもこのネットワークでカバーしています。まだまだ組織のない地域もあり、ネットワークを広げようとしています。

全国一般全国協は、国鉄労働組合や東京水道労組などと全国労働組合連絡協議会(全労協)を結成しています。

そして神奈川では神奈川県共闘に加盟しています。

活動について

労働相談、未組織の組織化に全力で取り組む。

未組織である状況とは、労働者は無権利状態におかれていることとなります。全国一般神奈川は、未組織の仲間に門戸を開き労働者相談活動に取り組み、無権利にある仲間に権利の自覚を促し、労働組合をつくる活動をおこなっています。

争議になれば、仲間が駆けつけ支えて勝利する。

全国一般神奈川は、争議が起これば、地域の仲間が支援に駆けつけ支え、勝利する体制をとります。地域の仲間、ブロックと、全国規模で組織を組みます。

業種別の交流、共闘に取り組む。

あらゆる産業、業種の仲間が加わっています。地域で一体になるとともに、業種別の全国ネットワークをつくり、交流、共闘しています。医療福祉施設などの全国的ネットワークがあり、ネットワークの強化に取り組んでいます。

労働法制の改悪などの政治課題に取り組む。

取り組む課題は組合で論議して決めていきます。

組合は”要求”により団結して闘います。

思想、信条、宗教は個人の自由です。

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