晴天の下250人が集結して団結を確認!
過去2年悪天候に見舞われていた5月1日だが、今年は清々しい晴天に恵まれ、250人の地域の働く仲間が反町公園に集まった。県共闘からは45名の参加があり、集会~デモの後、沢渡り公園で昼食のお弁当を食べ場ながらの総括集会で終了、総括集会では各単組からの貴重な活動報告の共有が行われた。

労働組合の組織率の低下に歯止めがかからない一方で、隙間バイトのような労働者間のつながりが希薄になるような働き方も広がっている。また少数与党という状況で世代間の分断、対立を煽るような主張が野党からも漏れ聞こえる。社会全体が目先の利益に惑わされ、労働者はもちろん地域で生活する個々の市民が孤立しかけているといえる。そのような状況の中でのメーデーは、労働者の祭典として団結と連帯を再確認する場だけでなく、孤立・自己責任がはびこる社会から共生・公助の社会の実現を労働組合が地域に発信していく場ともいえるだろう。
海外に目を向ければロシアによるウクライナ侵攻やイスラエルによるガザへの無差別攻撃、また排他的政党の躍進による緊張の高まり、国内でも台湾有事を口実にした軍事費増強や沖縄の軍事基地化が進み、まさに世界的に軍事衝突の危機が高まっている。いったん武力衝突が起きれば女性や子供等が真っ先に生命の危機に直面することは歴史が証明している。
日々の生活や命を、他者を犠牲にすることなく守っていくこと、そして労働者はしっかりと地域に根を張ってしぶとく生きているぞという粘り強いアピールとなった一日だった。参加した皆さん、お疲れまでした。

八木