機関紙2025年10月号アップしました。

「さようなら原発」脱原発と気候危機の克服を!

さようなら原発9・23全国集会 反原発
さようなら原発9・23全国集会
9.23全国集会参加報告
http://sayonara-nukes.org/

9月23日秋分の日、代々木公園で開催の「さようなら原発9・23全国集会」に県共闘の仲間と共に参加しました。全国からは4500人が集まり、集会とデモを取り組みました。

午後1時半から始まった集会は、呼びかけ人の鎌田彗さんの挨拶から始まり、落合恵子さんが主催者挨拶で登壇しました。挨拶では、福島原発事故から14年が経過し、政府は「原発回帰」に動いていると現状を指摘。そして原発をなくす運動を「今から、あなたから、ここからはじめよう!」と訴えました。そして、福島を故郷に持つ哲学者の高橋哲哉さんは、いま私たちの住んでいる地球では、気候変動の影響によると思われる洪水や自然火災が頻発います。そして人間は、イスラエルのジェノサイドやロシア・ウクライナ戦争を止められず、またアメリカ・ファーストを掲げ自国優先政策のトランプ政権と戦後80年間で積みあげてきた国際規範が崩壊の危機と言われる状態です。まるで自然も人間も箍が外れたようだと話し、これらの問題解決には力を合わせなければならないと締めくくりました。

その後のパネルトークのコーナーでは、若者の政治参加や気候危機、貧困問題と向き合い活動する団体からのアピールや、福島で原木しいたけ生産者の飯泉さんは、原発事故に伴い、厳しい状況に追い込まれた当時の生産現場の苦悩が語られ、原発事故被害の根の深さを感じずにはいられませんでした。

集会を終え参加者は、渋谷と原宿の2方面に分かれ、プラカードやのぼりを手にデモに出発、地域住民や観光客、買い物客へ原発のない社会の実現、地球環境を守ろうと訴えました。

佐藤

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