機関紙2026年3月号アップしました。

日吉台地下壕で戦争を嫌悪する

慶應義塾高校 反戦
慶應義塾高校の第一校舎は、戦時中に海軍が使用し、戦後は「軍事施設」とみなされて米軍に長年接収されました。
県共闘平和学習

2月28日に日吉台地下壕保存の会が行う見学会に参加しました。

今は若者でにぎわう日吉は先の大戦中は軍都の様相を呈していたことや、連合艦隊司令部の地下壕が5㎞に渡って張り巡らされていることを知っている人は意外に少ないのではないでしょうか。戦後40年間、本格的調査は行われなかったとのことですが、1989年に保存の会が発足し、調査・研究や保存や、戦争の歴史を後世に伝える見学会を開き、今では児童・生徒の見学も増えているそうです。

私は沖縄の海軍司令壕を平和行進のときに見学したことがありますが、そもそも海軍が内陸に地下壕を掘らざるを得ない段階で、状況は絶望的です。敗戦の1年前に建設が始まった日吉の通信室で受信した電文は、窮地に追い込まれて始めた無謀な特攻の飛行機からの最後のモールス信号、戦艦大和の沈没の様子など悲惨なものばかりとのことでした。まさにその場所で当時の状況を聞くと、本当に戦争は愚かな行為だと痛感します。戦争経験者が減少する中、日吉地下壕を「平和の史跡」として後世に語り伝えていこうとする保存会の活動を応援したいと思いました。

平和の尊さを噛みしめながら帰路についた矢先、アメリカとイスラエルがイランに国連憲章、国際法を無視して先制攻撃したとニュースを知り、虚脱感に襲われました。権力者の身勝手で被害を受けるのはいつも市民や労働者です。ここは落ち込むことなく、私たちも軍拡が何の解決にもならないことを組合内外に強く訴えていきましょう!

清水

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