石川一雄さんの遺志を引き継ぐ
5月23日狭山事件の再審を求める市民集会が日比谷野外音楽堂で開かれました。23日は62年前石川一雄さんが不当逮捕され長い闘いの始まった日です。集会には多くの部落大衆・労働者市民が結集し、3月11日無念の思いで亡くなった石川一雄さんの再審開始・無罪判決を何としても勝ち取ろうと決意を新たにしました。
4月4日石川さんの遺志を引き継ぎ第4次再審請求の申し立を行った妻の石川早智子さんは「私は今78歳。なんとしても生き抜いて無罪判決を勝ち取りたい。一雄に今もかかっている見えない手錠を外したい。」と支援を訴えました。そして片岡部落解放同盟中央本部副委員長から「第4次再審へ向けた100万人署名、全国的な共闘・連帯の強化、再審法改正へのとりくみ」をとの基調提案がされました。又、弁護団からの報告、市民の会、国会議員の挨拶、そしてえん罪被害者の連帯アピールが行われました。最後に集会アピールの採択と団結ガンバローで集会を終えました。集会後は、東京高裁へ向けて「石川さんは無実だ!狭山差別裁判糾弾!再審の開始を!」との力強いコールでデモ行進を行いました。
河野