中央最賃25年改定目安まとまる
組合は、25年最低賃金改定の大幅アップを求め県共闘の仲間と共に、新杉田駅前情宣や署名活動、そして7月11日には、桜木町駅前情宣と神奈川地方最賃審議会への意見書提出など積極的に行動してきました。8月4日中央最低賃金審議会は、2025年最賃改定目安額のまとめを示しました。これからは各地方審議会での攻防となります。
報告では、昨年の50円を上回る63円〜64円のアップを目安額としています。この目安額で改定された場合、全国の最賃が1000円を超え、全国加重平均は現行額1055円から63円増え1118円となるとの試算もあります。そして神奈川の最賃は、1162円から1225円になります。確かに過去最大の上げ幅ですが、昨年からの物価高騰を見ればとても十分ではありません。最賃ギリギリで働く労働者が多い神奈川県は、最賃アップは多くの労働者の時給を押し上げます。25春闘では十分に獲得、反映されなかった中小企業労働者の賃上げの好機で、石破首相も賃上げは経済の好循環が期待される、中小企業経営者の賃上げ支援のための政策の動員などと話します。
それでも10月改定予定の最賃のさらなるアップを勝ち取るためには、私たちの取り組みも重要です。地方審議会を注視すること、そして私たちが求める最賃1500円を直ちに実現するための情宣活動などの取り組みを強めなければなりません。今後の活動へのご支援よろしくお願い致します。
合同支部 佐藤