機関紙2024年10月号アップしました。

全国協各県代表者会議

2023年1月全国協各県代 学習会
2023春闘方針を確認

1月28日~29日に東京新橋ばるーん会場とズームを併用して開催され、神奈川からは3名が参加した。この1年間はコロナ過に加えウクライナ戦争による物価高騰が中低所得者の生活を圧迫し、貧困格差がますます拡大している。

28日の神奈川大学の的場教授はグローバル化が日本の労働者にもたらしたものについて世界史的視点で講演され、現在の状況を理解するのに有意義であった。日本の問題点の解決策も提案され、知的労働者に変わる必要があり、そのために賃金上昇とバカンス休暇が必要であるとのことだった。日本のためにもおおいに賃上げを求めていきたい。

分科会(1)では)最賃と春闘・職場闘争「春闘で大幅賃上げを実現しよう!最賃と職場から」として、渡良瀬ユニオン嶋田書記長は物価上昇率よりも低い最低賃金の改定は問題であり、10月の年一回の改定だけでなく再改定を求めよう呼びかけた。平賀中央執行委員長からは東京南部のハイウエイ共闘会議の経験を通じ、親会社の単価水準を要求の根拠として活用することや、地域・業種につながり平均賃金など調査活用し、春闘賃金闘争の社会的広がりを作り出そうと提案があった。

分科会(2)では均等待遇・同一労働同一賃金をテーマに星野副執行委員長からキステム闘争の有期・パート法違反裁判の状況が報告された。京都ユニオンから有期・パート法の説明責任を活用した「質問書」を活用し均等待遇を求めるY社の闘いについて報告された。

29日は「23春闘方針案」が提起され、9つの加盟組合の闘争や反原発、平和活動の報告が行われた。最後に23春闘宣言「闘う23春闘を実現しよう、働く者の怒りと不満を説教的に共有する職場・要求討論を巻き起こそう、40年、50年単位の大きな時代転換を迎えているいま、地域社会へ運動をつなげよう」が決議された。神奈川も全国の仲間と共に力強く闘おう!

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