地域合同労組としての強みを労使交渉、組織拡大に生かしていこう!
2026年 年頭挨拶
新年あけましておめでとうございます。私たち全国一般神奈川も昨年の定期大会で大幅に変わった新執行部体制の下で、初めての年越しをむかえることになりました。
私たちを取り巻く環境は、政治情勢においては、昨年の参院選での与党敗北を受け、公明党の連立離脱、日本維新の会との高市「自維連立」政権発足から国民民主党との政策合意など、政党間の思惑が行き交い混迷化しているようにも見えます。さらに高市政権は防衛費大幅増額という軍事大国化を2年前倒ししてまで推し進めるだけでなく労働時間規制の緩和にまで踏み込んでいます。最悪の人権侵害と言える戦争や過労死を起こさせないために組合として反戦、反基地、労働法制改悪阻止の行動を継続していくことが必要です。
一方で私たち中小、非正規労働者の実態は、物価高に賃金上昇が追い付かず、実質賃金の低下に歯止めがかからない状況です。少子高齢化で各職場において労働者不足が顕在化して、いわば売り手市場という状況にもかかわらず実質賃金が上がらない、この状況に組織率の低下が進む労働組合としてどのように取り組むのか、存続意義が問われます。特に社会機能の維持に欠かせないとされるエッセンシャルワーカーの労働条件や職場環境の悪化により、訪問介護難民などまさに医療崩壊や地域社会の解体の危機に直面しています。一部の大企業、投資家の利益優先の国家運営の実態を暴き、最賃の闘いへの参画強化など、弱者切り捨て的な国の政策の制度設計についての改善を、現場の担い手であると同時に生活を営む労働者の立場から要求していくことが労働組合に求められます。
職場に労働組合を根付かせる一年にしていきます
労働組合にとって、憲法で保障された労働三権のもと対等な立場で使用者と交渉できることこそが最大の武器です。要求―交渉―合意(協定)の実績を積み重ねていきます。特に労働相談から加入した組合員の職場での労使関係の構築が課題となります。同時に地域合同労組としての強みを、労使交渉、職場内組織拡大に生かしていくことができるような具体的取り組みに注力していきましょう。
労力と知恵を結集して争議に勝利しよう
ビステオンの不当解雇撤回裁判、テクノウエーブの中労委不当労再審申し立て、誠知クリニックの県労委不当労申し立ての争議に全力で取り組みます。当該を含め労組員間の問題意識の共有を深め全面勝利を目指していきます。
ともに一年頑張りましょう。宜しくお願いします。
執行委員長 八木 均


