3月21日 さよなら原発全国集会参加報告
フクシマを忘れない！再稼働を許さない！３・２１さよなら原発全国集会が、東京代々木公園で開催された。コロナ禍で全国集会としての開催は３年ぶりとなったが、４７００名が公園に集まった。
集会は、さよなら原発に尽力し志半ばで３月３日に亡くなられた大江健三郎さん、そして、さよなら原発行動や原発事故に伴って亡くなられた全ての方のご冥福を祈る黙祷から始まった。鎌田彗氏は主催者あいさつで、大江さん本当にありがとうと感謝、原発に回帰などできるはずがない。クリーンエネルギーなどというのはうそっぱちだと政権を批判、また沢地久子さんは、ここに集まった方々が、生活の場でしっかりとさよなら原発、先制攻撃力保持や南西諸島の軍備強化、政治批判の声を揚げなければ、この国の未来はないとアピール。会場からは大きな拍手が送られた。アピールはさらに続き、放射能汚染水放出や子供の甲状腺がん多発、避難者支援などの問題で闘う福島からの報告、柏崎刈羽再稼働反対を闘う仲間からの怒りの発言が続いた。
約２時間の集会最後の閉会あいさつで、岸田政権は原発推進に舵を切った、しかし今日の報告のように苦しむ避難者がいる中でとても許されない。人の命が大事にされる政治、社会のために今後とも闘っていきましょうと締めくった。その後、参加者は、原宿、渋谷の２ルートに分かれてデモ行進した。福島原発事故は終わってはいない！共に闘いましょう。
佐藤
