無実を叫び60年!袴田再審に続け! 東京高裁は事実調べ・再審開始を!
5月23日降りしきる雨の中、日比谷野外音楽堂には多くの部落大衆、労働者、市民が結集し狭山事件の再審を求める市民集会が開催されました。集会は部落解放同盟・西島委員長の挨拶によって始まりました。石川一雄さんからは「私は元気で闘っていきます、冤罪が晴れるまで応援をお願いします」と再審開始に向けた決意が語られました。続いて狭山弁護団の中北事務局長から審理の状況報告が行われ、片岡部落解放同盟副委員長からは「第3次再審闘争で数々の新証拠・新鑑定を提出し事実調べを求めた、何としても再審を勝ち取ろう」と基調の提案が行われました。そして、3月に再審開始が決まった袴田巌さんの姉・袴田ひで子さんからは「今度こそ石川さんです、皆で支援を!」との訴えがなされました。集会では各界からの連帯挨拶・決意表明が行われ、集会アピールが採択されました。最後に部落解放同盟・赤井書記長からの行動提起と閉会の挨拶・団結ガンバローで集会を終えました。集会後、デモ行進が行われ、狭山差別裁判糾弾!再審開始を!と訴えました。
河野