介護の崩壊を食い止めよう!
全国の介護職員・関係者・当事者のネットワーク「介護崩壊STOP!対政府交渉実行委員会」による財務省・厚労省交渉に神奈川から参加しました。交渉及び集会は、第二衆議員会館会議室で13時から行われ、会場は社民党の福島瑞穂議員を紹介議員に用意されました。集会には、れいわ新選組の大石晃子議員、立憲民主党の尾辻かな子議員も参加する中で行われました。

交渉では「介護崩壊STOP!対政府交渉実行委員会」が財務省・厚生労働省に対して5項目の要請を提出その要求をもとに行われ、職員とのリアルな討論が行われました。
要求項目
- 日本の社会保障政策の行き詰まりに対し、財務省・厚生労働省の見解を述べよ!
- 高齢者施策について
① 訪問介護(倒産・廃業拡大、クリームスキミング、大幅賃上げ、出来高払い、危険手当)
② ケアマネージャー(有料化、人材不足と高齢化への抜本対策) - 不足する介護人材対策について ―高市政権は 2025骨太方針を継承するのか?
- 外国人も安心して働ける社会へ!
- 障がい者施策について(65歳問題、重度障がい者支援、介護給付費、精神病院改革等)
交渉の中で、「クリームスキミング」という言葉が出され、「美味しい(収益性の高い)所だけすくい取る」、企業にとって収益性の高い顧客のみに製品またはサービスを提供し、収益性が低い顧客を無視するという選別行為への問題が指摘され、超高齢化社会における「2025年問題」への対策、特に医療や介護分野の社会保障政策について、政府財務省・厚生労働省には、このままでは介護の崩壊の危機が迫っているとし、食い止めるための具体的な対策について議論・追及が行われました。 近い将来日本社会は、団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となり、超高齢化社会を迎えようとしている。これに伴い、医療・介護の需要や社会保障費が急増することが予測されています。しかし、現場では38万人もの介護人材の不足が見込まれ深刻で早急な対策が必要です。高齢者施策、特に訪問介護の崩壊、介護難民を出さないために共に!
合同支部・野中


