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歯科医院・不当労働行為救済の闘い 2月25日に中労委で和解!

歯科医院・不当労働行為救済の闘い 労働委員会

茅ケ崎の歯科医院で発生した組合員排除の不当労働行為は、3年余にわたる闘いとなりましたが、この度中労委和解という形で解決しました。この間のご支援ありがとうございました。

組合員を職場から排除する攻撃は、2名の懲戒解雇に始まり、残る一人は有期雇用の雇止めとして行われました。

闘いは、裁判と労働委員会を巡って争われました。裁判で懲戒解雇撤回を勝ち取りました。しかし、その後の有期雇用契約の雇止め、という壁を超えることはできませんでした。雇止めを巡る不当労働行為に関しては、神奈川地労委で、不当労働行為事実を認めながら、何らの救済も認められないという不当命令が出されました。組合は中労委に申立てをして闘いを継続してきました。中労委から示された和解案は、充分なものではなく、組合は当該労働者と話し合いを重ね、修正案を出してきました。修正案の主要な点は認められたので、2月25日の中労委第3回調査で和解し、歯科医院の闘いは終結となりました。

長い闘い、当該労働者の頑張り、闘いの熱意、に充分に応えたとはいえない面もありますが、神奈川県労働委員会の不当命令を糺す中労委和解を勝ち取ることができました。コロナ禍で解雇・雇止めが多発し、労働組合の必要性が問われています。この闘いで学んだことを、今後の労働者の権利・労働条件向上の闘いの教訓としていきます。弁護士の奮闘、皆さんのご支援に感謝いたします。     

佐藤

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