機関紙2024年11月号アップしました。

10月12日 最賃情宣 at新杉田

最低賃金 最低賃金

10月1日から神奈川の最低賃金が31円アップの1071円になる中、神奈川県共闘は10月12日新杉田で情宣のチラシ配布を行った。夕方の駅頭は仕事帰りの労働者が多く用意した500枚のティッシュビラは1時間足らずで配られてしまった。

折しも円安による物価高の中、最低賃金に対する感心はますます高まっている。

非正規労働者は最低賃金に貼り付いて働いている労働者が多くまさに死活問題である。中小企業の経営者も日本の下請け制度の下、人権費削減で利益を確保してきたやり方が限界となり倒産、吸収合併の自然淘汰に巻き込まれつつある。一方で大企業の内部留保が500兆を越えているのであり、アベノミクスの破綻はあまりにも明らかである。

かかる中、政府と連合は5%アップで管制春闘を打ち出しているが、本工労働者の賃上げが中心であり、非正規労働者の賃上げは「格差解消」として企業の内部努力とされているに過ぎない。

最低賃金を6%以上アップして全国一律の最低賃金にすること、社会保険料の見直しなどの改善策を実施すること、中小企業への支援策、大企業の内部留保に対する課税などの対策を実施することなどが求められている。

米山

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