機関紙2024年10月号アップしました。

第94回 5月1日 神奈川メーデー開催

2023メーデー 集会

 晴天に恵まれた今年のメーデーは総勢220名の参加者で開催された。全国一般の11名を含め、県共闘からも50名の仲間が結集した。全国一般岸田政権のもとで進められようとしている、汚染水の処理すら解決できない中での原発の稼働期間延長、ロシアのウクライナ進行や台湾危機を口実にした防衛費の大増額を許してはならない。戦争ができる国造りや原子力発電への回帰は、国民の命と暮らしを一部の軍事産業や大企業の利潤追求のための道具とされることに等しい。その結果が医療や介護、教育や子育てなど生活基盤を支える制度の崩壊へとつながることは明らかだ。経営者との個別交渉だけでなく政治的、社会的な発信を地域で日常的に続けていこう。

23春闘交渉では大企業の満額(以上)回答が取りざたされているが、圧倒的多数の中小企業、地方自治体の労働者は物価高騰分も補填できないような状況にある。神奈川では最賃に張り付く労働者比率が高いという現実も見つめなければならない。最賃運動と個別の春闘交渉を連携させて命と生活を守る闘いを地道に推し進めていこう。

沢渡公園での食事後の総括会では、ワーカーズユニオン、がくろう神奈川、寿日労、全国一般神奈川、JAL争議団からの活動報告により連帯を高め、森英夫氏からの市議選支援のお礼報告で散開となった。参加した皆さん、お疲れ様でした。

2023メーデー
委員長挨拶

八木

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