機関紙2024年9月号アップしました。

テクノウエーブは健全な労使関係構築に向け 誠実に団交を行え!

technowave 支部
2023春闘の団体交渉拒否に対し、県労委に不当労働行為救済申立て

8月14日、テクノウエーブの2023年春闘の団体交渉を拒否する行為に対し、神奈川県労委に不当労働行為救済申立てを行った。

4月25日の最後の団体交渉から、3回に渡り団体交渉の日程調整を申し入れたが、会社は社長個人の健康を理由に拒否し続けた。6月20日に4回目の団交日程調整の申し入れをしたところ、次回団交は10月31日と回答してきた。継続交渉中に5ヶ月以上も期間が開くなど2023年春闘交渉の拒否のみならず夏季一時金の交渉も拒否している事に他ならず、このような団体交渉軽視は決して許されない。

我々がテクノウエーブに対し団交拒否や不誠実団交で、救済申し立てを行うのはこれが3回目である。テクノウエーブ事件(その1)は県労委より全部救済命令が出て組合の完全勝利となった。それにもかかわらず不誠実団交を繰り返したため、組合は再度申立てを行い、テクノウエーブ事件(その2)を争い2016年に和解が成立した。そこで団交ルール「可能な限り速やかに団体交渉に応じることとする。」と協定書を締結している。今回の団交拒否は2度の争議を経てようやく締結できた協定書の違反であり、労働委員会を著しく軽視したものである。

協定書締結後しばらくは、コロナ禍等で停滞することはあっても団交を行い、春闘や一時金交渉などで協定書の締結を重ねることができていたが、近年テクノウエーブは弁護士事務所を次々と変え、ついに代理人弁護士が不在となると、社長は団体交渉で組合および組合員への非難や誹謗中傷を声を荒げて行うようになっていた。メールや団体交渉で、テクノウエーブ事件当時の前社長に対し組合の謝罪を求め、「テクノウエーブ事件ってなんですか?」と繰り返し発言した。過去の労働法違反を反省し教訓化していないことに憤りを禁じ得ない。

テクノウエーブ組合員は健全な労使関係の構築のため、闘いぬきます。今後ご支援よろしくお願いします。

テクノウエーブ

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