機関紙2024年10月号アップしました。

全ての職場で24春闘を闘おう!

2024春闘 春闘
誰もが安心して働ける職場・暮らせる社会の実現を!

春闘学習会を受けて、ともに24春闘を闘おう!

今年も年明けとともに、24春闘がスタートしました。神奈川県共闘では、去る1月26日、Lプラザに25名の仲間が参加し、全国協の大野隆副委員長を講師に春闘学習会を開催しました。

大野さんの講演は、『最賃引上げと同一労働同一賃金を結びつけ、大幅賃上げを勝ち取ろう!』と題し、最賃に張り付く労働者が増え、賃金の伸びを超えて物価が上がり続けている状況の中、生活維持のための大幅賃上げ、最賃の更なる引上げが今、必要とされていること、特に、「エッセンシャルワーカー」と呼ばれる、この社会を動かすために、日々不可欠な仕事をしている労働者の低処遇・非正規化が日本社会を国際的にも駄目にしている要因であり、こうした低処遇におかれた労働者の立場、処遇を変えていくために、各職場での同一労働同一賃金の実現のための闘いと、最賃引上げに向けた社会的運動が、今春闘で労働組合が取り組む最重要課題との運動提起でした。また、厚労省がまとめた「新しい時代の働き方に関する研究会報告」に基づき、1月に「労働基準関係法制研究会」が立ち上げられたことに触れ、「労使自治」を名目にした、労基法解体・規制緩和の動きを阻止していくことも今春闘のもう一つの課題として提起されました。

2月の神奈川春闘学習会を成功させ全職場での要求書提出を!

私たちの賃金、労働条件は、経済状況や労働政策に強く影響されていますが、まずは自分たちの職場で、夫々の使用者に「要求」を出して団体交渉を行うことから闘いは始まります。

労働組合としての課題を整理し、職場の仲間の組合の要求への共感を広げ、分断化されつつある個々の仲間を組織化し、自分たちの労働条件は集団的労使交渉で決めていくというルールを定着化させるため、全ての職場で24闘に取り組みましょう。そのために2月支部代の学習会で各職場の要求や交渉経緯を共有化して交渉力を高め、一つでも多くの職場での春闘要求書提出を目指していきましょう。

書記局

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